就職活動の際には、今まで学んできた工業の知識を生かして、現場に出て機械に直接触れられる仕事がしたいと考えていました。しかし、他の企業では設計や開発の仕事を勧めていただくことが多く、やはり難しいのかとあきらめていました。そんな時、シチズンマシナリーではソリューション推進部を勧めていただき、女性でも機械に直接触れ、お客様とも関りのある部署で働ける会社なのだと思い、入社を決めました。
今の部署ではお客様が購入した機械を試運転して、実際にお客様の元へ納入されるまで自部署で行っています。完成した時には達成感を得ることができ、お客様に感謝していただけることにやりがいを感じています。
社内では、機械の最終点検や、お客さまが生産される製品を加工するためのプログラムを作成し、実際に刃物を付けて加工するまでのセットアップを行っています。また、お客様の工場へ納入に伺った際は、操作指導やセットアップのお手伝い等も行います。
職場は和気あいあいとしていて先輩方もとてもやさしく、困ったことがあれば何でも相談できる環境です。
私は男性に比べて体も小さく力もないですが、上長はそれを考慮した上でどう成長していくのか一緒に考えてくださるので、自分自身の「できないこと」をあまり悲観せずに挑戦することができています。
お客様の工場へ機械の納入に行くと担当が女性であることに驚かれるお客様も多いです。そのようなお客様に「来てくれたのが矢部さんで良かった」、「次も矢部さんに来てもらいたい」と言ってもらえるように加工技術だけでなく、より分かりやすい操作指導などの技術を磨いていきたいです。
※掲載情報は取材当時