当社を志望した1番の理由は、製品を一から組み立てる“完成品メーカー”であることです。部品の加工から納品前の動作確認までを、工場内のラインで整然と行っている光景を見て、モノづくりへの深い関わりを感じ取ることができました。部品の調達も製造する機械、工程によって全く異なるため、業務に幅広い選択肢があるところに魅力を感じました。また、社内の雰囲気が良く、気さくな方が多いですし、お客様が誰でも工場内を見ることができるオープンな環境にも感動しました。
情報システム部門の業務は、「アプリ」「インフラ」「企画」の3つに区分されます。「アプリ」は会社全体の業務システム構築や運用・支援を担当。「インフラ」はネットワークやサーバー、パソコンなど物理面の構築・運用・保守を担当。「企画」はシステム案件を「アプリ」「インフラ」の両輪と横断的に繋ぎ、案件の運営や進行をハンドリングする役割を担います。
私は「インフラ」を担当しており、長期的に進めている案件から突発的な変更など、臨機応変にあらゆることに対応しています。最近はワールドワイドなIT統制を求められるため、海外拠点へのインフラ提案や教育に力を入れています。現地とのコミュニケーションは言語の理解だけでなく、国ごとに特有の文化がありますので意思疎通を図るのは難しいですが、国内では得られない考え方に対する刺激や、相手に伝わるよう創意工夫をすることは大きなやりがいを感じています。
情報システム部門の業務は他の部署とのコミュニケーションがなくては成り立ちません。他の部署では、今どのような話題が上がっているのか、鮮度の高い情報を得る必要があります。各部署の方と話し合い、業務を理解することで会社全体の仕組みを考えていくことができるのは大きな魅力です。また、システムの導入では市場調査、実機検討、要件比較、導入、運用という流れを構築していきますから、無事にシステムが運用に達したときの喜びは大きいです。また、日進月歩で常に新しい技術が生まれていますので、絶えず技術スキルを磨いていきたいです。
※掲載情報は取材当時